法務初任者のためのM&A入門
定価 1,760円（税込）
発行日: 2024年09月05日
A5判・92頁
本の紹介
M&Aの実務に携わる法務初任者に対して、M&Aの法務に関する基本的な内容を理解していただくために、M&A取引において実務的に問題となる法的事項を幅広く紹介します。本書を読めば、M&Aを担当した際に直面する法的な問題点の概要を、一通り把握できるようになっています。
目次
第１章 M＆Aプロセスの概要
- M＆Aとは
- 一般的なM＆Aのフロー
- 法務担当者の役割
- クロスボーダーM＆A
第２章 ストラクチャー
- M＆Aのストラクチャーの類型
- ストラクチャー選択の考え方
第３章 法務デューデリジェンス
- 法務デューデリジェンスの概要
- 法務デューデリジェンスの主な調査項目
第４章 M＆A契約
- M＆A契約の種類
- 最終契約書の具体的内容
- デューデリジェンスで発見された事項への対応
第５章 M＆Aに関する法規制
- M＆Aに適用される法律
- 個別の適用法令
著者紹介
十市 崇（といち たかし）
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士（日本・NY州）
国際法曹協会（IBA）Corporate and M&A Law Committee Officer、米国法曹協会（ABA）Section of International Law, Co-Chair, International M&A Joint Venture Committeeなどの著名な国際団体におけるM&A関連の委員会の役員を歴任。事業会社の国内・インバウンド・アウトバウンドの各種M&A案件及びプライベート・エクイティ関連の業務を専門とし、製造業、テクノロジーセクターなどの幅広い業界の各種M&A関連の案件を長年にわたって取扱う。各種トランズアクション対応に加え、会社法、ガバナンス対応、不正調査などを含む危機関連案件など、企業法務全般を幅広く取扱っている。
工藤 竜之進（くどう りゅうのしん）
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
国内上場会社の法務部門への出向や大手証券会社の引受審査部門への駐在により得た知見を活かして、事業会社やプライベート・エクイティ・ファンドによる各種M&A案件や、ベンチャー・キャピタルによる投資案件、ベンチャー企業による資金調達・IPO支援に弁護士として多数関与。会社法や金融商品取引法を含むコーポレート案件全般を取扱う。
◇著者紹介◇
塚本 渉（つかもと わたる）
TMI総合法律事務所 弁護士
柴田 俊作（しばた しゅんさく）
TMI総合法律事務所 弁護士
戸口 拓也（とぐち たくや）
TMI総合法律事務所 弁護士
林 竜希（はやし たつき）
TMI総合法律事務所 弁護士
那須 翔（なす しょう）
TMI総合法律事務所 弁護士