本の紹介
目次
■第1章 経済記者の仕事と本音
──記者は、どんな思いで「特ダネ」を追っているのか?
- M&Aをめぐる特ダネ
- やられたらやり返す!
- 特ダネは“麻薬”
- 外せない社長人事・破綻・M&A
- 夜回りは本音が聞ける唯一の機会
- 信頼関係を築くために繰り返す取材 ほか
記者の“習性”や“矜持”が伝わるエピソードが満載。記事の背景が見えてくる!
■第2章 M&Aを追いかける
── 一つの案件の背後には、驚くほど多くのプレイヤーが。
- M&A案件の背後に多くのプレーヤー
- デューデリジェンスには弁護士や会計士
- ネガティブキャンペーンも展開
- ハードルが高いM&A取材
- 案件多い業界も取材
「案件を取材する」という仕事がいかに難しく、そして刺激的かを描きます。
■第3章 M&Aを取り巻くプレイヤー
──投資ファンドやアクティビストが動くと、記者の血が騒ぐ。
- 主役に躍り出る投資ファンド
- 成長するPE市場
- 続々と参入するアクティビスト
- 株主提案は氷山の一角
- 激震に見舞われたフジに株主提案
- ニュースバリュー高まる投資ファンド
PEファンド、アクティビスト、機関投資家…記者がどう目を光らせているかがわかる章です。
■第4章 M&Aにおける経済記者の視点
──表に出ないドラマと、“裏側”で起きていたこと。
- 記者が注目の「同意なき買収」
- ターニングポイントだったベネワン案件
- 増加するMBOにも記者が関心
- ダイエーでは社長が“拉致”される
- 欠落した記者が見つけたM&A
報じられたニュースの背後にあった葛藤、矛盾、そしてスリル。記者の目線からしか語れない世界がここに。