いまさら聞けない FAってなに?

“たろう”と“はな”が学ぶM&Aの基礎②

監修者:福谷尚久
著者:岩崎 敦・平井涼真
企画:中央経済社

定価 1,650円(税込)

発行日: 2024年07月09日

A5判・76頁

infoアイコン本の紹介

本シリーズのうち「いまさら聞けない○○ってなに?」は「“たろう”と“はな”シリーズ」として構成され、M&Aにこれまであまり触れてこなかった社会人やM&Aを知りたい学生の方を対象としています。本書では、FAの役割や業務などについて、物語形式でわかりやすく説明します。

 

~あらすじ~

メガバンク、ひかり銀行に勤める「たろう」。日本橋支店にいた際に担当した松岡内装のM&Aをきっかけとして、M&Aアドバイザリー業務を行うM&A推進室に異動してから早数カ月。
上司のとともに、M&Aへの理解を深め、実務に活かし、トライアンドエラーを繰り返す日々を過ごしている。
一方、ヒノマル自動車販売に勤める「はな」は、松岡内装へ部分出向中。両社の新規事業担当として忙しい日々を過ごしている。今回、ヒノマル自動車販売でのさらなる新規事業創出に向けたM&A戦略策定が大詰めとなり、上司の大矢からファイナンシャルアドバイザーの起用について検討するように言われていた。
今回は、M&Aを行ううえで頼りになるプロフェッショナル「ファイナンシャルアドバイザー(FA)」に関するお話・・・・。

infoアイコン目次

第1章 そもそもファイナンシャルアドバイザーってなに?

第2章 ファイナンシャルアドバイザーの役割

第3章 M&Aとファイナンシャルアドバイザーの関係

第4章 ファイナンシャルアドバイザーのアウトプット

infoアイコン著者紹介

福谷 尚久(ふくたに なおひさ)

キエングローバル株式会社代表取締役CEO(https://www.kienglobal.com/)

銀行、証券会社、投資銀行等にて30年に及ぶFA業務に従事。この間、米国やシンガポールに駐在し、中国、インド等の現地法人の役員も務める。国内上場企業をはじめ、海外企業や中堅・中小企業を含む多種多様な企業へ、業界再編・事業再生・事業承継案件、三角合併(株式交換)、MBO、EXIT戦略の難しい案件、敵対的買収防衛など、現在の日本におけるM&A市場の潮流をなす嘴矢的な案件を多数アドバイス。国際基督教大学(ICU)教養学部卒、コロンビア大学MBA、筑波大学法学修士、オハイオ州立大学政治学修士。

主な著書:「M&A敵対的買収防衛完全マニュアル」(共著、中央経済社、2008年)「会社の終活 ー「M&A」という究極の事業承継プラン」(共著、中央経済社、2019年)など。

 

岩崎 敦(いわさき あつし)

京都大学工学部鉄冶金学科を卒業後、銀行にて営業店、本部などでさまざまな銀行業務に従事したのちM&A部門に異動。以来、銀行、証券会社、会計系アドバイザリーファーム等にてFA業務に20年超従事。金融、小売系の再生・統合案件を皮切りに、製造、飲食、物流、製薬、IT、メディアなどさまざまな業種の案件に従事したのち、近年は自動車、素材などに関する技術的な知見を活かし、製造業のクロスボーダー案件をリードするなど、多くの取引にアドバイスを提供している。

 

平井 涼真(ひらい りょうま)

上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、FAS系コンサルティングファームに新卒として入社。その後、一貫してディールズストラテジ一領域に従事し、M&Aプロセスにおけるプレディール、エグゼキューションの一部に関与。M&A戦略策定支援をはじめとして、ビジネス・デューデリジェンス、全社・事業戦略策定支援、スタートアップ投資戦略策定・CVC設立支援、パーパス経営策定支援、ポートフォリオ戦略策定支援、組織・ガバナンス設計支援など、幅広いテーマにてコンサルティング業務を経験している。

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